ドーマーの窓から

みーちゃんのいる２階の部屋は、我が家で最も日当たりの良い場所です。

ただ、天窓のスクリーンがおろしてあり、南側の窓のカーテンも閉まっていると、太陽の日が入りません。

猫は寒いのが苦手なので、暖かい場所を探して移動します。

「もーう！天気が良い日はカーテンを開けてよ～。」

おやっ？カーテンの下から、しっぽが・・・。

カーテンが閉まっていると、いつもここに上って、日向ぼっこしています。

どうやらこの場所が気に入っているようで、爪とぎの跡もありますね。

爪とぎは、自分の臭いを残すマーキングの意味もあるようです。

「２階のドーマーからの眺めはいいわぁ。高い所から見下ろすのが大好きなのよ。」

郵便屋さんや宅配のおにいさんなど、いつも我が家を訪れる人は良く知っていて、みーちゃんがいるか見てくれているそうです。

「私も誰が来るかいつもここから見ているわよ。ココアねぇさんは、ワンワンいつも吠えてるけど。」

「あれ？今日はおとうさん、カメラを持って何してるのかしら？いつもは朝自転車で出ていくのに・・・。」

何やらいつもと違うお父さんの姿を見て、不思議そうに眺めています。